シェフと歩こう下町散歩 その2 蔵前近辺

 

5月のとある休日 晴天。最高の散歩日和。

まずは鳥越神社のそばにあるおかず横丁。

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昔ながらの商店街。子供の頃母親に連れられて、よく買い物に来たものです。

八百屋さん、魚屋さん、お肉屋さんはもちろんの事、いんげん豆やうぐいす豆、ひじき、佃煮、コロッケ、メンチカツといったお惣菜屋さんも何軒か連なり、昭和の香りが色濃く残っております。

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又、このおかず横丁というロゴや看板の書体が僕好みで愛らしく、親しみやすさを感じております。

ところが最近、以前ほど商店街に活気がなくなり、シャッターを下ろしているお店や、売り物件も見かけるようになりました。さみしい気がします。合理的な大型スーパーやインターネット販売という新しい波。ただ僕は昔から個人商店推進派。お店のご主人やおかみさんとコミュニケーションをとりながら買い物をする。それによっていろいろな学習能力がつきます。

例えば魚屋さんに行って今まさに旬なお魚を教えてもらい、それがアジだとする。その場で三枚におろしてもらったり、刺身がいいとか、焼くのがよいとか、値段も交渉してみたりして。

今晩のおかずはチョットふんぱつしてビーフシチューを作ろうと、肉屋さんに行って牛肉のどこの部位がよいとか。「それならすね肉やホホ肉、ばら肉なんかがむいてるよ。」と親切に教えてくれます。帰りにビーフシチューに合う赤ワインを酒屋さんへ。まずは顔見知りになって通ってください。商店街には必ずといってその道のスペシャリストがいるはずです。大型スーパーやネット販売では決して味わえない醍醐味です。

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11:00 おかず横丁の入り口から2軒隣り。日用雑貨の店「SyuRo」があります。小島町出身の地元の方がこのお店のオーナー兼職人さんでもあります。

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この町が好きで地域に根付かせたいと気持ちが伝わって来ます。元々は車の整備工場だった所を借りているそうです。空間もどこか男性的でとても魅力的です。雑貨といってもほっこり系ではなく、職人さんの手作りで骨太なものばかりです。

ちなみにオーガニックコットンのタオルを2枚ゲット。こういう質の良い素材にふれると心が豊かになります。そういうことなんでしょうね、きっと。このお店の魅力というのは。

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11:30 昔、花街として栄えていた柳橋です。

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風情のある料亭や小料理屋が何軒もあり、今はほとんど見かけなくなった芸者さん達がたくさんおりました。作家の池波正太郎さんも、この街をこよなく愛していたそうです。

街の一角にある甘味処「にんきや」

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ここのあんみつがたまに無性に恋しくなります。ご主人が体調を崩されて少しの間、お店を休んでいましたが、また再開したのでホッとしてます。                     それにしてもおかみさんの手、年輪を感じます。

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12:00 両国にある水上バス乗り場に直行です。目的は東京スカイツリーを間近で見ること。

両国ー桜橋間、片道200円、往復400円です。運がよければデッキ付き水上バスに乗れます。これは本当にオススメ。

蔵前橋、厩橋、駒形橋、吾妻橋、言問橋。

これを通ると東京スカイツリーが見えてきます。桜橋でおりて浅草を散歩するもよし、両国へ戻るもよし。ビールが飲みたくなります。

お隣にフランス人親子がいて何やら興奮気味。パリのセーヌ河もロマンティックで美しいが東京の隅田川だって負けてないでしょ。30分くらいの乗船時間。デートにこのコースをいれたら喜んでくれること間違いなし。ポイント高いです、きっと。

 

 

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12:40 最後は水上バス乗り場から5分。たい焼きの浪花屋さん。

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シェフ、又食べるの叱られそうですが、せっかくですのでエビピラフの大盛りとたい焼きをデザートに。クリームソーダも気になりますがやめときます。この店は前金制です。

よくテレビや雑誌で紹介される麻布の浪花屋さんの本家にあたるそうです。若い人からお年寄りまでお客さんがひっきりなしに来ています。今日もこれだけ歩いているのに体重が全然落ちません。でもいいんです、下町が好きなんで。    続く

                                       

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