みほです。
今日はワインも料理も何にも関係ない、他愛もない話です。
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みなさんは商売道具というのをお持ちですか?
美容師さんならハサミ、コックさんなら包丁。
使えば使うほど愛着が湧いてきます。楽しいときも辛いときも一緒に過ごしてきた言わば戦友です。
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ソムリエにとって商売道具は・・・そう、ソムリエナイフです。寿命は2~3年だと言われています。毎日毎日何十本ものワインを抜いてくればナイフの結合部分がゆるくなったり、一番多いのがスクリューが根元からポッキリ折れてしまったり・・・
そんな時はどんなにいいソムリエナイフも泣く泣く廃棄です。基本的に修理がきかない道具なもので・・・
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私はまだ調理師学校の学生だった頃、ろくにワインも知らないくせに見た目のカッコよさで見分不相応なソムリエナイフを買いました。たまたまフランスのワインショップで見かけたライオール社のソムリエナイフ。当時500フランくらいだったでしょうか。日本円で1万円です。
それがまさか12年も使う事になろうとはその時は思ってもみなかったです。というかソムリエになるなんて思っていなかったので・・・。これも何かの縁でしょうか。
2年経っても3年経っても何のその。折れることなく長寿記録を更新中です。ものには魂が宿るといいますが、自分の手足のように毎日使っていれば、そこに心が入ってるんじゃないかなという気は当然しますよね。洪水のように新しいものが溢れる時代に、こういう道具はやっぱり必要だなと感じます。できる限りこのソムリエナイフも長生きして欲しいものです。
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実はなにげに栓抜きも12年選手だったりします。。。
某メーカーのものですが、レトロ感と丈夫さが気に入ってます。
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