我が愛しきVigneronたち その1

シェフです。 皆様に是非紹介しなくてはならないVigneron(ワインの生産者)が現れました。 日本初上陸 フランス南西部カオール、シャトー・ラカぺル・カバナック。ティエリー氏とフィリップ氏が運営に当たっています。 カオールはボルドーやラングドック、ルーションの影にかくれてあまり聞きなれない土地かもしれませんが、シャトー自体は200年以上前から存在しており、19世紀後半にフィロキセラに、一度は畑が壊滅状態になりましたが情熱に満ち溢れた生産者によって再び粘土灰土壌にマルベックというブドウ品種の植樹が再開されました。 僕は昔から南西部のワインが好きで追い続けていて、他にもマディラン、ベルジュラック、ジュランソン、マルマンドといったAOCがあります。 こういったワインこそ、是非、肉料理に合わせてビストロで楽しむ醍醐味だと思います。 今回は2種類のキュベ、トラディッションとプレステージ。まず目につくのがワインのエチケット(ラベル)のカッコ良さ。男心をくすぐる、僕好みのデザインです。エチケットとワインの味は比例するというのが昔からの考え。学生の頃、バイトしたお金で渋谷のタワーレコードに直行。ブルーノートやモータウンといったレーベルのアナログのレコードをジャケ買いしてよく部屋にかざったのを思い出します。 その延長線上にあるのがフランスワインです。チョット武骨なアメリカチックな書体も、いい感じです。 オットいけねぇ、味のほうは、昔好きだったカオールの味がします。黒ずんでいて、濃い。もちろん、エレガントさもちゃんと兼ね備えています。渋めのブルースやジャズが聞きたくなる味です。 料理はカオールの郷土料理。トリップのグラタンやシャラン産鴨のコンフィなど、いかがでしょう。デザートはりんごのタルトで決まりです。

コメント

    • タロヲ
    • 2010年 4月 14日

    >目につくのがワインのエチケット(ラベル)のカッコ良さ。
    >男心をくすぐる、僕好みのデザインです。

    詰め気味のFUTURA系フォントが僕もいいなぁと思いました。
    またモノクロで映画的なエチケットは如何にも塩川さん好きそうですね。笑

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