エステザルグぶどう栽培者組合とそのゆかいな仲間たち

 

1965年に設立されたエステザルグ農協組合はフランスのアヴィニヨンとポンデュガールの間の地域、コート デュ ローヌの産地に含んでいます。

現在10人の農家が共同でお金を出し合い、自分の畑は自分で管理し、設備は共有してコストがかからないように負担を軽くさせています。

全員が『Terra Vitis』と呼ばれる、農薬や除草剤を使わない事はもちろんの事、環境にも大変気を使い栽培を続けています。自然派の先駆けとでも言いましょうか。

たくさんの若手を育て、農協から卒業生が巣立っていき、活躍しています。農協というよりは学校に近いかも。肝心な味のほうは、一言で言えば、飲んでいて楽しくなるワイン。3、4人で飲むのにちょうどよいかも。決して女性をくどくためのワインではありませんのであしからず。

又、注目すべきは毎年、若手のデザイナーを招き、ワインのラベルのデザインを少しずつ変化をつけるという事。売れているからといってあぐらはかいてはいられません。

さすがフランス、環境問題、コスト削減、品質の向上、ラベルのアート性、経営戦略。今の時代のニーズにマッチしているように見えます。さぁ、さっそくエステザルグ農協にお邪魔してみましょう。

 

どでかい石がゴロゴロ。コートデュローヌの特徴です。かわいらしい入口。週末ともなれば地元の人はもちろんの事、遠方からも生産者元詰めワインを求めてたくさんの人が訪れます。

みなさん、5本、6本は当たり前。多い人は2ケースから3ケースも。しかしフランス人はよく飲むよね。

樹齢60年のシラーです。環境にも大変、気を使っているのが伺えます。そのため青々として畑が元気で土がフカフカ。

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低温、短時間でのスキンコンタクト。

 

これによりマセラシオンも全面的にアロマを促進します。

 

『Terra Vitis』テッラ ヴィティスの認定書。国際認定機関B.V.O.L 環境保全を目指した自然農法に対する認証の表示です。

 

Terre de Mistral テール・ド・ミストラル

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Cuvée des Galets キュべ・デ・ガレ  グルナッシュ、シラー、カリニャン

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Plein Sud ヴィオニエ

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Costières de Nime コスティエール・ド・ニーム

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Au Bon Puits オゥ・ボン・ピュイ   グルナッシュブラン、クレレット

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Côtes du Rhône Villages コート・デュ・ローヌ・ヴィラージュ  シラー中心

ドメーヌ ダンデゾン  エステザルグ組合の花形的な存在

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L’Anglore Tavel Rosé ラングロール タゥベル・ロゼ  グルナッシュグリ、サンソー

エステザルグの卒業生。試行錯誤を繰り返し、もがき苦しみながらもタゥベルのトップスターに駆け上ったエリック氏。

太陽がないと生きていけない「トカゲ」をモチーフにしたエチケットが印象的。日本が大好き。というよりも日本人が大好き。彼のファンも多く、何度も来日しています。人懐っこく、自然を愛する心優しきエリック氏。

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Foulards Rouges La Soif du mal フローラルルージュ ラ・ソワフ・デュ・マル  グルナッシュ

エステザルグ農協の醸造長。ジャン・フランソワ・ニック氏。彼が育てた若手の作り手は数知れず。たくさんの弟子を持ち、世に送り出してきました。天才肌で独創的。造り手としてもちろんのこと、アーティストの風格すら感じる。

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エステザルグ農協のワインは、日本はもちろんの事、本場フランスでもとても人気があって、パリのビストロやワインバー、酒屋さんでも必ずといってお目にかかる。設立して45年以上もたつのに今もなお、売上げを伸ばしている。それは昔ながらの自然農法とともに、今の時代のニーズに合わせたぶどうの果実味やエキス、フルーティーさは感じるが、極端に重くしない。口当たりはとてもまろやか。又、カリスマ性のある醸造長を招き入れたり、若手デザイナーによる、アート性のあるワインのラベルのデザイン。ワイン造りとともに、経営も学ばせ、農協でありながら学校のような役割。卒業して、独立しても軌道に乗るまでは協力を惜しまない、人と人とのつながりを大事にし、すべて利にかなっていて、これぞ農協のお手本と言えるような組合だ。

この不況の中、閉鎖に追い込まれたワイナリーが数多くいるなか、エステザルグの快進撃はどこまで進むのか、目が離せません。

                                            シェフ

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エステザルグのぶどう栽培者組合とそのゆかいな仲間たち

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