あらたな夢に向かって一歩前進 その5

  夕暮れ時から飲める酒は最高に幸せです。この町はまるでパリのサンジェルマン・デ・プレと錯覚してしまうような、良い意味でディープな町。 東京下町の葛飾。立石商店街に初めて来てみました。 僕は昔から個人商店が大好きで、店主の人柄や世界観が色濃く反映されている店に惹かれてしまいます。まさにこの立石は、個人商店の町。歩いているだけでもワクワクしてきます。 空がだんだんセピア色に染まる頃、入口からして良い雰囲気を醸し出している、おでんの「二毛作」さんにお邪魔した。 どでかい黒板に酒とそのアテがバランスよく書き込まれていて、センスの良さを感じる。10人ほどかけられるカウンターと、4人がけのテーブルが一つ。外で飲んでる人もいる。 いい雰囲気が漂う。ワインも飲めるという事で、まずはロワールのティエリーピュズラの白、シュナンブランをグラスで頂く。酒のあてにはマグロのヅケ、あん肝、つぶ貝の酒蒸し。どれも旨いが自家製のさつま揚げは特に、おすすめです。 もう一杯だけ、コート・デュ・ローヌの大岡さんのロゼを頂く事に。状態もよく、ほのかに微発泡して梅のような香りと味がした。 足元が少し冷えるため、七輪を用意してくれた。こういう気配りはありがたい。 買い物客を眺めながら飲む酒はとても楽しい。会社帰りのおじ様達、もうすでにへべれけの酔っ払い、ほとんどが地元の人のようだ。 ただ一つだけ皆さんこの町を愛してやまないという事だけは、ヒシヒシと伝わってくる。

続く

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